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発信時間：2018-11-30 14:31:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　離島旅行者免税ショッピングの便宜化政策を実施し、海南国際観光消費センターの建設を促進するため、財政部、海関総署、税務総局は、2018年11月1日から海南離島旅行者免税ショッピング政策の一部内容を調整すると発表した。

　今回の調整で、通年の免税品購入額は1万6000元から3万元に引き上げられ、回数は制限されない。また、視力回復器や補聴器などの医療機器が免税品の対象となり、現行の「美容・健康機材」リストに加わった。離島旅行者は1人1回につき2点購入できる。そのほか、島内外居住者の区分が廃止され、海南省住民の離島ショッピングも同政策の適用範囲となる。

　同政策の実施から7年あまりで、海南省の国内観光収入と国内観光客受け入れ数は年平均17％と13％の持続的成長を実現し、ショッピング目的の観光客が国内観光客に占める比率は2011年の1.66%から2017年には4.03%に上昇、免税品売上高が海南省の国内観光収入に占める比率は2011年の3.29%から2017年には10.45%に上昇した。観光客の離島免税ショッピング受け入れと参与の度合いは高まり、旅行ショッピングが全省観光に占める比率も上昇している。

　海南省財政庁の王恵平庁長は、過去の傾向を見ると、政策調整時に免税売上高は20％以上から数倍増加し、政策調整の効果は明らかだと話した。今回の調整は、国内の高級品の海南および中国市場開拓、海外ショッピングから海南ショッピングへの移行、海南省の観光、交通輸送、宿泊、飲食、倉庫物流などのサービス業の発展、海南全島の自由貿易区と中国特色自由貿易港の建設を後押しすることが予想される。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年11月30日

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