中日韓の専門家が海口で3カ国協力を展望

中日韓の専門家が海口で3カ国協力を展望。

タグ:中国国際協力

発信時間:2018-12-12 14:54:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「第5回中日韓協力対話」が8日、海口で開催された。中日韓3カ国の専門家が新たな環境下の協力について対話した。中国新聞社が伝えた。

出席者は「今年は中日平和友好条約締結40周年であり、中韓戦略的協力パートナーシップ構築10周年でもあり、3カ国は協力強化の意欲を強めており、中日韓協力が改めて出発する重要な契機となった」との認識を示した。

大いに注目される中日韓自由貿易協定(FTA)交渉は現在加速している。7日開催された中日韓FTA交渉の第14回首席代表会合で、域内包括的経済連携(RCEP)交渉が具体的進展を得るにともない、中日韓FTA交渉加速の基礎はすでに整ったとの認識で3カ国は一致した。

中国パブリック・ディプロマシー協会の胡正躍副会長は「中日韓の発展はいずれも自由貿易のおかげだ。現在の情勢の下、中日韓はなおさらにルールを基礎とする多角的自由貿易体制を断固として守り、保護主義と一国主義の手法に旗幟鮮明に反対すべきだ。FTA交渉を推進し、妥結すると同時に、連携して他国と協力し、地域の繁栄と発展を促進するべきだ」と指摘した。

日本国際経済交流財団の日下一正会長は「保護貿易主義の台頭、産業変革と技術革新、WTO改革という新たな時代において、3カ国の専門家が共通の目標を出発点に、外部の圧力への対処と自国の自主改革を結合する政策について議論する必要がある」と指摘した。

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