中国のエネルギー需要、2050年までに標準炭換算38.7億トンに減少

中国のエネルギー需要、2050年までに標準炭換算38.7億トンに減少。

タグ:中国エネルギー

発信時間:2018-12-12 14:06:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国社会科学院は先ごろ、中国のエネルギー需給見通しをまとめた『中国エネルギー展望2018-2050』を発表した。その中で、中国のエネルギー需要は2020年までに標準炭換算で44.7億トンに、2030年までに41.8億トンに減少すると予測。さらに2050年までに38.7億トンに減少し、概ね安定化するとの見通しを示した。

 

 また、中国の「減煤増気」(石炭利用を減らし天然ガス利用を促す)政策の推進により、天然ガスはこの数年で国内での需要の伸びが最も著しいエネルギー源になったと指摘。中国の天然ガス需要は2050年までに8000億立方メートルを上回り、一次エネルギー消費に占める割合は25%超になると予測した。

 

 この需要予測に基づき、今後30年、中国のエネルギー輸入も石油主体から徐々に天然ガス主体に移行し、2050年までに中国の輸入天然ガスは6300億立方メートルに増加し、輸入依存度は78.5%に上昇するとの見通しを示した。

 

 中国社会科学院数量経済・技術経済研究所エネルギー研究室の劉強主任は、10月末に開かれたエネルギー業界リーダーが集まって意見交換を行う「シンガポール国際エネルギー週間」で取材を受け、次のように述べた。

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