先般インドネシアのジャカルタで開催された第2回中国国際輸入博覧会(輸入博)インドネシアプロモーション会で、インドネシア商工業界関係者は相次いで、中国の「入博会」が非常に有効なプラットフォームになるとの見解を示した。それを利用して対中輸出を拡大し、より多くのインドネシア製品とブランドを中国市場に参入させたいとしている。
インドネシア国家貿易省輸出促進部部長のスリスヤワディ氏は、今年開かれた第1回中国「輸入博」で、主賓12カ国の一つだったインドネシアがとても良い場所の展示ブースを抑えられたと話す。出展したインドネシア企業42社が47億米ドルの受注を得られ、効果が非常に高かったという。
インドネシア商工会館常設委員会副会長のユーノ氏は、今年のインドネアイアと中国の貿易総額が昨年比で3割増となる見込みだが、それでも十分な水準ではないとの見解を示した。両国の貿易潜在力は巨大で、成長の余地は非常に大きく、特にインドネシアの対中輸出は、急速に伸び続ける可能性があると説明。中国の「輸入博」が、この目標を実現する効果的なプラットフォームになるとの見方を示している。