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japanese.china.org.cn |30. 01. 2019

2018年の中国経済 データで発展の重大な成果を振り返る

タグ: 港珠澳 大橋 鉄道 営業 


・140メートル アジア最大の自動運航式ポンプ浚渫船が試験航行に成功



 中国が初めて独自に設計・建造したアジア最大の自動運航式ポンプ浚渫船「天鯤号」が6月12日、初の試験航行に成功した。これにより「天鯤号」は浚渫作業の武器になるため重要な一歩を踏み出した。


 「天鯤号」は全長140メートル、全幅27.8メートル、最大浚渫深度35メートル。総浚渫ポンプ能力は2万5843kW、設計浚渫能力は6000立方メートル毎時、リーマーの定格出力は6600kW。これにより中国は次世代の大型自航式ポンプ浚渫船を独自に設計・建造する能力を手にし、同類船舶の中核技術で進展を実現したことになる。


 従来の浚渫船と比べ、「天鯤号」は技術面に多くの革新が認められる。例えば、国内最先端のポンプ浚渫船スマート集積制御システムを搭載している。この「ブレーン」があれば、浚渫中の3次元土質、推算潮位などをリアルタイムで表示できる。シンプルな操作で自動的に測位し、浚渫作業を開始する。


 情報によると、大型浚渫船は高い技術力を必要とする、資金集約型の国の重要インフラだ。これまで自主設計・建造の中核技術を把握していた国は少数だった。大型浚渫船の自主設計・建造を実現して初めて、他者の干渉を受けずに河川の浚渫、航路の掘削、海洋建設の自主性を持つことができる。

 

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