中古車市場の中心層は90年代生まれ 三四線都市に巨大な潜在力

中古車市場の中心層は90年代生まれ 三四線都市に巨大な潜在力。

タグ:中古車市場

発信時間:2019-02-28 17:48:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

たとえば不動産の1平方メートルあたり平均価格が1万元を超えない安徽省淮南市では、自動車購入が若い人々の消費高度化の大きなシンボルになっている。統計報告によると、三線以下の都市では自動車を買いたい人の割合が77%に上り、潜在的消費意欲は一線都市と二線都市をはるかに上回るという。

全国乗用車市場情報連席会の崔東樹事務局長は、「多くの三線都市、四線都市では、公共交通の改善が待たれ、市民の自動車利用ニーズはまだまだ満たされていない。こうした状況は自動車メーカーにとって重要なチャンスでもある」と指摘する。

王氏は、「昨年は、90後(1990年代生まれ)が中古車市場で最も大きく成長する層になった。関連政策によるメリットが発揮されるのにともなって、中古車市場は『転換期』にさしかかり、新しい消費の特徴が目立つようになり、新しい消費の市場チャンスと新しい消費の流れが形成されつつある」と述べる。

王氏によれば、中古車の他地域からの流入制限政策が全面的に撤廃されたことで、三線都市、四線都市、それ以下の小都市に暮らす青年たちが消費者として台頭するようになり、中古車消費が「地域レベルの転換点」にさしかかったという。18年には中古車消費が自動車消費に占める割合の増加率が、三線都市は17.39%、四線都市は42%に達した。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年2月28日


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