経済効果のほか、「一帯一路」はグローバルガバナンスに増益をもたらす。「一帯一路」関連インフラの投資により、世界の二酸化硫黄排出量を2030年まで0.4ポイント引き下げ、870万人の極端な貧困からの脱却、3400万人の中等貧困からの脱却を促す。
カンボジアのシアヌークビル経済特区を例とすると、同特区に入居している161社のうち中国系が148社にのぼり、現地で2万人分の雇用を創出している。次の第2段階では8万人分の雇用を創出する。
事実は一目瞭然だ。「一帯一路」は協調的な公共財であり、国際社会全体に恵みをもたらす。「一帯一路」は絶対に「債務の罠」などではなく、実際の収益を送り届ける。中国が独占し自分で発展するのではなく、共に協議し建設し世界と共有する。