貿易赤字に関する質問には、「貿易赤字は単純な数字のゲームではなく、その背後には多くの構造的要因がある。それでもなお中国側は貿易不均衡の問題を解決する措置を講じようとし、米国の製品とサービスの輸入を増やそうとし、またそのために一層努力しようとしている」と述べた。
インタビューで崔大使はファーウェイに関する一連の告発に反論。「欧米には、欧米諸国がファーウェイの機器を使用した場合、実質的に中国側に重要な情報を差し出すリスクに直面すると考える専門家がいる」との指摘に、「そうした告発には何の根拠も証拠もない。『スパイ活動に携っている』と他者を告発する彼ら自身がスパイ活動に携っているのは皮肉なことだ」と応じ、「ファーウェイは普通の中国の民間企業に過ぎない。従ってファーウェイに対する全ての行動には政治的動機がある。中国はこうした行動が正常な貿易・投資関係をかき乱し、市場運営に対する人々の信頼を破壊し、公平、開放、競争、企業家精神、法治などに対する彼らの価値観と信念を弱めることを大変懸念している」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年5月25日