イギリス民間団体「48グループ・クラブ」のスティーヴン・ペリー議長は先ほどインタビューに応じた際に、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが世界から引き続き注目されていると述べた。また一帯一路の建設はすでに重大な進展を手にしており、多くの構想が現実、具体的なプロジェクトになっていると指摘した。
ペリー氏は、一帯一路の建設を通じ、世界の資源はより公平かつ効果的に各国に共有されると判断した。「中国を誤解している国は、『破氷』の時を迎えている」
ペリー氏は一帯一路のイメージダウンを図る一部の西側メディアを批判した。その上で、インフラ整備は事前に巨額の投資が必要となるが、竣工後は所在国及び地域に大きな発展の潜在力を与えると述べた。
「主要鉄道、道路網、エネルギー供給などがなければ、一部の国の貧困状況を改善できない。中国は彼らがインフラ整備の加速により貧困脱却できるよう支援している」
ペリー氏は、インフラ整備に伴い立ち遅れた地域の資源がより開発・入手・利用しやすくなり、大規模な都市化のプロセスと発展を迎えることになると述べた。また一部の西側諸国は一帯一路を疑問視しているが、これにより各国の関連企業が投資と発展のチャンスを失うと指摘した。
ペリー氏は、中国の指導者が提唱する「人類運命共同体の構築」という理念を高く評価した。経済的に立ち遅れた地域でインフラを整備し相互接続を強化することで、テロリズムの温床を取り除き、地域の平和と安定を促進できると話した。
48グループ・クラブの前身は、1954年に設立された英中貿易48グループ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月26日