2019年になってから、中国では石油製品価格の調整が11回行われ、値上げが8回、値下げが2回、据え置きが1回だった。ガソリンは累計で1トンあたり850元値上がりし、ディーゼルオイルは同835元値上がりした。
卓創資訊の臧文剛アナリストは、「今回の石油製品価格調整は年初以来最大の値下げ幅を記録するかもしれない。大幅値下げが実現すれば、中国国内のほとんどの地域で92号ガソリンの小売価格が『6元時代』に返ることになる」と述べる。
現在、国内の大半の地域で92号ガソリン小売価格は1リットル7元を上回り、北京の中石油と中石化のガソリンスタンドでは同7.13元、上海では同7.09元となっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年6月11日