年初より、中国経済は全体的に合理的区間内で安定推移し、経済のファンダメンタルズは安定の中で改善傾向を維持している。2019年第1四半期の中国GDP成長率は6.4%、雇用・収入・消費・投資・対外貿易など多くの分野の重要指標も予想を上回り、第2四半期も改善傾向を維持する見通しだ。
中国は今後も引き続き世界の経済成長をけん引する重要な存在であり続ける。IMFが6月に発表した最新予測では、2019年の中国GDP成長率は6.2%、世界の主要経済国ではトップクラスだ。特に消費分野での成長が目覚ましい。中国は約14億の人口を有し、改革開放40年以上の発展を経て、中間所得層は世界最大規模に拡大している。
中国の内需は拡大し続け、世界各国に巨大な市場を提供、多くの多国籍企業から高く評価され、「中国のチャンス」は日増しにはっきりと見えるようになってきた。世界金融危機以来、中国経済の世界の経済成長への寄与率は30%を超え、世界の経済成長をけん引するメインエンジンとなった。今後も、「一帯一路」建設が進むのに伴い、中国は世界の経済成長により多くのプラスエネルギーを提供するだろう。