中国人民銀行(中央銀行)副行長の陳雨露氏は5日、国務院政策ブリーフィングで、グリーン金融が世界的なホットテーマとなるなか、中国のグリーン金融構築が着実に成果を上げていることを明らかにした。
陳雨露氏は、中国のグリーン金融発展状況について、グリーン金融の発展が最も早く、グリーン金融政策フレームが最も整い、区域試験が最も進み、最も積極的にグローバル展開を行っていると話した。
中国人民銀行副行長の陳雨露氏は、2016年に中国のグリーン債券発行規模が世界トップに躍り出てから、ここ数年の発行量と残高が世界トップ水準にあると説明した。グリーン貸出残高は毎年増加しており、企業向け貸出に占める割合が10%近くに達している。
また、今後は、5大試験区で関連基準を正確に適用し、グリーン金融基準の国際化を進める方針を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月11日