米ビジネス界の取締役でつくる団体の代表は、ドナルド・トランプ米大統領が中国での事業展開を禁止すると脅迫していることについて、米国の企業が懸念を抱いていると述べた。ブルームバーグが26日に伝えた。
米ビジネス・ラウンドテーブルのジョシュア・ボルテン代表は「トランプ氏が貿易問題で権力行使について言及すると、米国企業の取締役が懸念を抱いた」と述べた。
ボルテン氏は25日、「トランプ氏からの脅迫、中国製品への関税引き上げを受け、ダウ平均が23日に急落した。これは投資家が軽くブレーキを踏んだことを示している。貿易戦争が続く中、多くの米国企業は新たな支出を控えようとブレーキパッドに足を置いている」と述べた。
「全員で急ブレーキを踏むことにリスクがある。これは災難であり、米国にとってもそうだ」
ビジネス・ラウンドテーブルはアマゾン、アップル、ゼネラル・モーターズなどの米大企業のCEOが集まる組織。会長はJPモルガンのダイモンCEO。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月28日