中国工業情報化部(工信部)を取材した記者によると、2019年1-10月は中国のインターネットおよび関連サービス企業が安定しつつ進歩する発展トレンドを保った。
売上高の大幅な増加が続き、一定規模以上の企業による1-10月の売上高は9902億元に上り、増加率は前年同期比21%と、前年同期を3ポイント、1-9月を1.3ポイント上回った。研究開発投入も高水準を保ち、業界全体の1-10月の研究開発費は前年同期比23.6%増の399億8000万元で、伸び率が9.9ポイント上昇した。
情報サービスの規模拡大も続いた。音楽、動画、ゲーム、ニュースなどを含むオンライン情報サービスの1-10月の売上高は6561億元で、増加率が22.7%に4.2ポイント上昇した。また、インターネットプラットフォームサービスの売上高は比較的高い伸びをみせ、生活サービス、オンライン販売サービスの規模が拡大。1-10月のインターネットプラットフォーム企業の売上高は22.4%増の2575億元と、増加率が1-9月に比べ2.7ポイント上昇している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月5日