中国検験認証集団カンボジア有限公司が1日に明かした情報によると、2019年のカンボジアのコメの対中輸出量は約22万2000トンで前年比35%増加し、過去最高を更新した。
同社の陳其生社長は、2019年のカンボジアのコメの対中輸出の大幅増加は、主に中国側が両国政府間のコメ貿易協定に基づき調達量を増やしたためだと話した。カンボジアの多くのコメ加工工場も生産と供給能力を引き上げた。
陳其生氏は、カンボジアのコメを中国に輸出する前、中国検験認証集団カンボジア有限公司は検査員を派遣して検査し、合格後に包装を許可すると述べた。
農業はカンボジアの基幹産業の1つで、コメは最も重要な農業輸出品である。カンボジアコメ協会のソン・サラン会長は、カンボジアのコメ輸出業者は第1回中国国際輸入博覧会への参加後にコメの対中輸出を大幅に増やし、中国はカンボジア最大のコメ輸出市場だと話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月2日