主要20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議が22日から23日にかけて、サウジアラビアの首都リヤドで開催されています。世界経済の成長におけるリスクとチャレンジへの対応が主要議題の一つです。
会議では、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は「国際社会が調整を取りながら力強い対策を講じることで、感染症の蔓延を抑制していく。蔓延が効果的に抑制された後、中国経済は第2四半期から正常な状態に戻り、新型コロナウイルス感染症の世界経済への影響を比較的小さく、短期的なものにくい止めることが見込まれる」と示しました。
また、国際金融協会(IIF)のアダムズ会長は「今という困難とプレッシャーに満ちた時期において、国際社会は中国の人々と歩調を合わせることが必要である。中国経済が正常な状態に戻ることは全ての人が望んでいることである」と表明しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年2月23日