中国鉄建股份有限公司を2日に取材した記者によると、中国の西南地区で最も長い高速鉄道トンネルである貴南高速鉄道九万大山一号トンネルの工事が段階的に再開された。
中鉄十八局貴南高速鉄道プロジェクト部責任者によると、貴州省の荔波喀斯特地貌山区にある九万大山一号トンネルは全長17.12kmに上り、貴南高速鉄道の全線で最も長い一級リスクトンネルだ。
防疫対策が全面的に講じられるなか、同プロジェクトは段階的に再開された。中鉄十八局貴南高速鉄道プロジェクト部は、防疫対策と工事再開プランを進めながら、防疫対策および生産・生活物資を確保すると同時に、従業員の実名制、動的、閉鎖式管理を行っている。
貴南高速鉄道は、中国の「中長期鉄道ネットワーク計画」において「八縦八横」高速鉄道のメインルートとなる包頭-海口間の重要な一部を構成し、全長は約512km、設計時速は350kmに達する。完成すれば、西南地区の経済・社会発展を促進する大きな意義を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月3日