毎日経済新聞の記者が全国各地の重大プロジェクト名簿をまとめたところ、15省が明確な投資計画を発表していることが分かった。2020年度に予定している投資規模は6兆元以上。うち同時にプロジェクト全体の投資規模を発表したのは9省で、投資総額は24兆元以上。各地が発表した2020年重大プロジェクト投資計画名簿を見ると、インフラ投資が依然として重要な部分になっており、高速道路、高速鉄道、エネルギーなどが含まれる。例えば雲南省は「4つの百」重点プロジェクト、「弱点補強、原動力強化」省級重点前期プロジェクト計画の実施を踏まえた上で、「2つの十」重大インフラプロジェクトを打ち出した。投資総額は約3兆6000億元。他にも医療・養老分野もインフラ投資の重点になっている。
各地が重大投資計画を発表し、操業再開が徐々に推進されている影響を受け、A株にとって3月初の営業日である2日、インフラ関連銘柄が力強く反転した。28の申万1級業界指数のうち、建築材料及び建築装飾関連銘柄が約8%高となった。機械設備、鉄鋼、不動産も伸び率で上位を占めた。社名に「中国」が含まれる銘柄が好調で、中国建築は8.57%高となった。中国鉄建と中国中鉄はストップ高。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月3日