工業・情報化部(省)は11日、今年5月、中国国内の携帯電話市場全体の出荷台数は3375万9000台で、1-5月の国内携帯電話市場全体の出荷台数は累計1億2400万台だったことを明らかにした。人民日報が伝えた。
注目すべきは、4月と比べ、5月の中国における5Gスマホの出荷台数の割合と新機種発売の割合がどちらも上昇したことだ。5月、国内市場の5Gスマホ出荷台数は1564万3000台で、同期の携帯電話出荷台数の46.3%を占めた。また発売された5G新機種は16機種あり、同期の携帯電話発売新機種の50.0%を占めた。1-5月、国内市場の5Gスマホ累計出荷台数は4608万4000台、発売された5G新機種は累計81機種で、全体に占める割合はそれぞれ37.0%、47.9%だった。
価格では、現在5Gスマホの販売価格が急速に下がっており、価格が2000元以下の5Gスマホがすでに市場に出回っている。
工業・情報化部の関連責任者によると、次の段階としては、携帯電話企業に対し、研究開発・イノベーションを強化し、消費者に種類が豊富でコストパフォーマンスが高い5Gスマホを提供するよう支援すると同時に、通信事業者に対しては、料金プラン設定の最適化やデータ通信量の段階的引き下げなどの措置を通じ、5Gの消費を牽引するよう促していくという。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年6月14日