中国の工業・情報化部は8日、第13次五カ年計画以降の工業及び通信業の省エネ・グリーン発展状況を発表した。データによると、中国の一定規模以上の企業の単位工業付加価値あたりのエネルギー消費量は2016-19年の間に累計で15%超減少した。これは標準石炭4億8000万トン分の省エネに相当し、約4000億元のエネルギーコストが節約された。
産業構造を見ると、構造的な省エネに重要な進展があった。過剰生産能力の淘汰・解消に、顕著な実質的効果があった。2016-18年にかけて粗鋼生産能力が累計で1億5000万トン以上削減され、2年早く第13次五カ年計画生産能力削減目標・任務を達成した。その一方で、新原動力が急成長を維持した。ハイテク製造業と設備製造業が一定規模以上の工業付加価値額に占める割合は、2016年の45.3%から2019年の46.9%に上昇した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月10日