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発信時間：2020-07-10 15:00:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　7年間で202件の改革テストの経験が全国で活用され、自由貿易試験区は中国の改革・開放に絶えず新たなエネルギーを注ぎ、模索の歩みのペースを上げている。

　上半期、浙江・陝西・重慶・山東・遼寧・海南などの多くの自由貿易試験区は制度の革新措置を集中的に打ち出し、経済発展のけん引力を高めた。たとえば、浙江自由貿易試験区は石油・天然ガスの全産業チェーンの開放を目指し、石油貿易国際戦略投資家の誘致・大口商品越境貿易金融サービスの向上など12の分野で革新を進めてきた。越境人民元決済を例にすると、現在、浙江自由貿易試験区に進出した石油貿易企業は国際業務の決済時、契約書・領収書・通関書類などを提示する必要がなく、処理期間も2－3日から即座処理に短縮された。

　海南自由貿易港は中国の対外開放の重要な窓口として、基幹産業の発展に焦点を絞り、観光業・現代サービス業・ハイテク産業を主導とする産業システムの構築を加速している。また、「ゼロ関税・低税率・簡素税制」などの特殊政策の前期模索を推進し、貿易投資の自由化・便利化のために布石を敷いている。

　商務部研究院副研究員の厖超然氏は、国際高水準貿易規則に積極的に照準し、自由貿易試験区のさらに広い範囲・分野における圧力テストを強化し、ネガティブリストの削減を促進し、越境サービス貿易ネガティブリスト管理制度を早急に制定し、全国範囲の開放拡大に向けて有益な模索を行う必要があると見ている。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2020年7月10日

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