「一帯一路」構想、感染症の影響から抜け出すセルビア経済に貢献=専門家

「一帯一路」構想、感染症の影響から抜け出すセルビア経済に貢献=専門家。

タグ:一帯一路

発信時間:2020-07-25 15:33:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 セルビアの学者で中国専門家のイウォナ・ラジェバク氏はこのほど『新華社』記者の取材に対し、中国が積極的な財政政策などの措置を通じて新型コロナウイルスの影響から真っ先に経済を回復させ、世界に手本を示したと答えた。また、中国は「一帯一路」構想でも、セルビアが感染症流行の影響から抜け出すことに貢献しているとの見解を示した。


 同氏は現在、セルビア国際政治経済研究所「一帯一路」地区研究センター主任を務め、長期にわたり中国関連の研究に従事してきた。感染症流行の影響によって中国経済も少なからず影響を受けたと同氏は指摘するが、ほとんどの専門家は中国には感染症流行のショックに対応する能力があるとの見方を示している。


 実際に中国国家統計局が発表した最新統計によると、今年第2四半期の中国経済の成長率はマイナスからプラスに転じ、GDPは前年同期に比べ3.2%増加した。


 同氏は、中国政府が感染症流行の影響を減らすために尽力し、経済と社会の発展を促進し続けていると評価した。


 また、セルビアにとっては「一帯一路」構想がアフターコロナの経済・社会発展に極めて重要と指摘。「一帯一路」構想を通じて、中国交通建設股份有限公司や中国機械設備工程股份有限公司、山東玲瓏輪胎といった中国企業がセルビアで鉄道、高速道路、工場を建設し、セルビアの生産と営業の再開を後押ししながら、セルビア経済が感染症の悪影響から抜け出すことを手助けしていると説明した。


 在セルビア中国大使館商務処のデータによると、現在セルビアで工事請負および投資を行う中国企業は計22社で、うち中国人従業員は約2600人、外国人従業員は約1万5000人に上る。感染症の流行中、多数の企業が安全防護の前提のもと、施工と生産を進め、セルビアの上半期の経済発展に大きく貢献した。セルビア税関の統計によると、2020年1-3月のセルビアと中国の貿易総額は前年同期比22%増の7億2000万米ドルだった。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月25日

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