外交部の趙立堅報道官は18日、「中国側は引き続きアゼルバイジャンの感染対策に力の及ぶ限り援助を提供し、また国際社会と感染対策をめぐる協力を続けていきたい」と述べた。
中国のアゼルバイジャン感染対策支援医療専門家チームが17日夜、成都市に戻った。専門家チームは国家衛生健康委員会が設立し、四川省衛生健康委員会がメンバーを選抜・派遣した。10人のメンバーはいずれも四川大学華西病院から。
趙氏は同日の定例記者会見で、次のように述べた。
専門家チームは8月4日、アゼルバイジャンの首都バクーに到着した。専門家チームは過去2週間に渡り、アゼルバイジャンのバクー、ジャラーラーバード、スムガイトなどで活動を展開し、感染対策の前線に立った。アゼルバイジャンの医療従事者の訓練・指導を行い、中国の感染対策の経験を余すところなく共有した。
中国とアゼルバイジャンは友好協力パートナーだ。感染症の発生後、両国は互いに断固支持し、手を携え苦しい時を乗り越え、両国民の深い友好を十分に示した。中国側は引き続きアゼルバイジャンの感染対策に力の及ぶ限り援助を提供し、また国際社会と感染対策をめぐる協力を続けていきたい。共同の努力により、我々は一日も早く感染症に打ち勝つことができるはずだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月19日