5G、人工知能、産業のインターネットを始めとする新インフラが最近、国が重点的に取り組む発展分野になっている。また関連業界の雇用規模の持続的な拡大をけん引した。ところが新インフラの中核技術の人材不足が顕在化し始めている。
智聯招聘が先ほど発表した「2020年新インフラ産業人材発展報告書」によると、中国の新インフラの中核技術の人材が長期的に不足しており、年末には417万人にのぼる見通しだ。中国人民大学中国就業研究所が発表した「2020年第2四半期新卒者就業市場景気報告書」も、業界別・職種別に見ると、新職種・新インフラの人材が大幅に不足しているとした。
業界内の専門家は、人材の危機に対応するためには次の取り組みが必要と指摘した。まず教育界が速やかかつ自発的に人材育成モデルを調整し、専攻の設置と調整の動的メカニズムを構築し、社会及び産業の人材の需要に速やかに反応する。これにより新技術・新経済・新業態の需要に迅速に反応する。次に新インフラが多くの融合産業の企業と関わることから、将来的に「新インフラ+」モデルが多くのクロスする職業を生むため、新インフラの推進には技能クロス型人材の育成が必要だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月31日