16日付「ウォール・ストリート・ジャーナル」は「中国が経済回復を加速、購入者と観覧者の消費が回復」と題した記事の中で、「中国経済は8月に回復のペースを上げた。8月の小売額は前年同月比で成長し、今年初の月間ベースの成長を実現した。これは中国経済の最後に取り残されていた部分が、感染症前の水準まで回復したことを意味する」と伝えた。
CNNは15日、「経済回復に消費者が加わり、中国経済が世界的な後退の影響から脱する」と題した記事の中で、「新型コロナウイルスのパンデミックにより、世界経済が低迷しているが、中国経済は逆流のなか前進している。中国経済は数カ月連続で回復を続けている。消費者も現在、支出に意欲的になっている」と報じた。
16日付「日本経済新聞」は、「米主要企業の取締役は15日、重慶市で開幕した中国国際スマート産業博覧会に次々と登場した。これは中国と米国が科学技術をめぐり対立するなか、中国市場の戦略的な重要性を浮き彫りにした。米国のテック大手のクアルコム、インテル、HPがその開幕式でスピーチを行った。ファーウェイ、テンセント、百度などの取締役も出席した」と伝えた。
16日付「フィナンシャル・タイムズ」は「中国の新型コロナウイルス新規感染者が少数になり、かつ政府のインフラプロジェクトが経済活動を支えたことで、中国の経済回復の勢いが強まっている」と報じた。
15日付シンガポール華字紙「聯合早報」は「アジア開発銀行は15日に発表した報告書の中で、中国はアジア太平洋地域で景気低迷を脱した数少ない経済体の一つとした」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月17日