中国企業連合会が先般発表した「2020中国トップ500社発展報告書」によると、2020年版の中国トップ500社全体の売上は前年比6兆9200億元増(8.75%増)の86兆200億元にのぼった。純利益は3603億1900万元増(10.2%増)の3兆8900億元。研究開発費投下額は前年より988億5800万元増の1兆754億600万元と、初めて1兆元を突破した。
業界関係者によると、中国の大企業構造には近年大幅な調整が見られ、サービス化の傾向が顕著だ。同時に企業の研究開発費が急増し、研究開発の投入強度が過去最高水準に達している。注意すべきは、中国の多くの作業が依然として、産業チェーンで低い地位を占めていることだ。第14次五カ年計画期間(2021−25年)に、大企業は中国企業を率い産業のローエンドの罠を早急に脱し、全体的に世界の産業チェーン・バリューチェーンの川上に飛躍する必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月30日