今年の世界経済成長率、IMFはマイナス4.4%と予想

今年の世界経済成長率、IMFはマイナス4.4%と予想。

タグ:世界経済成長率

発信時間:2020-10-14 14:24:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 国際通貨基金(IMF)は13日に「世界経済見通し」を発表し、今年の世界経済の成長率予想をマイナス4.4%と予想した。中国は1.9%で、世界で唯一プラス成長を実現する主要経済体になるとした。「見通し」の要旨は下記の通り。


 経済活動が徐々に再開され、世界経済は谷底を脱しつつある。中国は重要な貢献者として、世界貿易の6月からの回復を支えた。しかし一部地域で感染拡大のペースが上がっていることから、多くの経済体は8月より経済活動再開のペースを落としている。


 感染症による衰退は世界経済に深刻な損失をもたらす。世界経済の回復の前途は多難で、時間がかかる。来年の世界経済の成長率は5.2%に達する見通しだが、6月の予想から0.2ポイントの下方修正となった。


 具体的に見ると、今年の先進経済体の成長率はマイナス5.8%、新興市場・発展途上経済体はマイナス3.3%になる。米国はマイナス4.3%、ユーロ圏はマイナス8.3%、日本はマイナス5.3%で、いずれも6月より上方修正。インドはマイナス10.3%で、6月より5.8ポイントの下方修正。


 中国は世界で唯一プラス成長を実現する主要経済体になる。中国の今年の経済成長率は1.9%で、6月の予想より0.9ポイント上方修正。同時に中国経済は来年も成長を維持し、成長率が8.2%にのぼる見通しだ。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年10月14日

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