国務院新聞弁公室は20日、第1−3四半期の中央企業経済運行状況の記者会見を開いた。国務院国有資産監督管理委員会の彭華崗報道官の記者会見での発表によると、中央企業の第1−3四半期の利益率は7%以上を維持し、9月には過去10年で最高の9.5%に達した。経営活動によるキャッシュフローは4000億元以上。景気は第1四半期の「深刻な悪化」から、第2四半期の「安定化・下支え」、第3四半期の「急回復」に変わった。上半期の不利な局面をほぼ覆し、生産と経営が正常な軌道に戻った。
同日発表されたデータによると、中央企業の第1−3四半期の売上は21兆1000億元で、下げ幅が上半期の7.8%から第3四半期の4.6%に縮小した。第1−3四半期の純利益は9133億5000万元で、下げ幅が上半期の37.7%から13.6%に縮小した。中央企業の第3四半期の売上は前年同期比1.5%増の7兆8000億元で、うち9月は前年同月比4.3%増の2兆8000億元にのぼり、月間の伸び率としては今年最高の数値をつけた。第3四半期の純利益は前年同期比34.5%増の4748億元で、うち9月は2046億3000万元。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年10月21日