新型コロナウイルス感染症の影響で、世界の防疫物資の研究開発の革新に注目が集まっている。まもなく開幕する第3回中国国際輸入博覧会で、医療機器・医薬保健展示区に公共衛生防疫専門エリアが初めて設置され、1万2000平方メートルの「展示の中の展示」に世界の先進的な公共衛生防疫商品が集中的に展示されることが取材でわかった。
国家コンベンションセンター(上海)輸入博覧会展覧部の王斌傑総経理補佐によると、公共衛生防疫専用エリアの計画当初の展示面積は2000平方メートルだったが、企業の意欲が高いため何度も拡張し、現在の面積は当初の6倍に拡大した。契約済みの出展業者は48社で、マスクや防護服などの初期の防疫商品、CTや検査キットなどの中期の検査商品、ECMO(体外式膜型人工肺)や呼吸機などの後期の治療商品などが展示される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月20日