中国民政部(省)が23日午前に開催した定例記者会見で、養老服務(シルバーサービス)司の李邦華・副司長は、記者の質問に答えた際、「『第14次五カ年計画(2021‐25年)』期間中、中国の高齢者人口の増加曲線は穏やかになり、経済・社会は発展を続け、人口の高齢化に積極的に対応し、シルバーサービスの準備をする貴重なウインドウ期になるだろう」との見方を示した。中国新聞網が報じた。
李副司長は、「21‐25年の間、中国全土の高齢者人口は3億人を突破し、高齢化社会から、高齢社会に突入すると予測されている。当司は5‐10年後に、中国全土の一人っ子政策により子供が一人しかいない人たちが中高齢になると分析している。介護・看護の需要が大きく高まり、シルバーサービスはより大きな課題と試練に直面するだろう。民政部は関連の計画に基づいて、昨年上半期から第14次五カ年計画・シルバーサービス計画の制定を始めた。現在、第一段階の特定項目研究が終わり、関連当局と、関連の計画の内容をじっくりと論証している」と説明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年10月24日