中国国家統計局が19日に発表した2020年第1-3四半期の経済統計に、多くの国の識者やメディアが高い関心を寄せ、中国の主要経済指標に改善傾向が現れ、中国経済の急速な回復が世界経済の回復の追い風になるとの見方を示した。
米ニューヨークタイムズは、「世界の多くの地域がまだ新型コロナ対策に注力しているなか、中国は感染症を封じ込めれば経済は急速に回復することを再び世界に証明した」と報じた。中国は、今年になってから経済指標が前年同期比でプラス成長を遂げたことを報告した最初の国だ。
米CNNはエコノミストの話を引用し、「中国経済は第3四半期も急速な回復が続き、回復の範囲が一段と拡大した」と報じた。
英フィナンシャルタイムズは、「中国の20年第3四半期GDP成長率は4.9%で、コロナ前の同時期の水準に徐々に近づきつつある」と報じた。
多くの国の識者が、中国経済のポジティブな改善傾向を高く評価し、中国経済のプラス成長は世界経済の回復に波及効果をもたらすとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月24日