国務院弁公庁はこのほど「対外貿易の革新的発展の推進に関する実施意見」(以下「意見」)を印刷・配布した。
「意見」は、「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想を指導とし、中国共産党第19回全国代表大会(十九大)及び第19期中央委員会第2−5回全体会議(二・三・四・五中全会)の精神を全面的に貫徹し、新たな発展理念を堅持し、供給側構造改革を主軸として堅持し、確固不動の姿勢で対外開放を拡大し、貿易・外資の基礎を固め、産業チェーン・サプライチェーンを安定させ、科学技術の革新、制度の革新、モデル及び業態の革新をさらに掘り下げる。新たな発展構造の構築をめぐり、国際市場配置、国内地域配置、経営主体、商品構造、貿易方法の『5つの最適化』と、貿易モデル転換・高度化拠点、貿易促進プラットフォーム、国際マーケティング体系の『3つの建設』の推進ペースを上げ、新たな情勢で国際協力及び競争に加わる新たな優位性を育み、対外貿易の革新的発展を実現する」と指摘した。意見は9つの面から、対外貿易の革新的発展の推進に関する具体的な措置を掲げた。
(1)開拓方法を改め、国際市場配置を最適化する。(2)比較優位を発揮し、国内地域配置を最適化する。(3)分類指導を強化し、経営主体を最適化する。(4)要素投入を改め、商品構造を最適化する。(5)発展モデルを改め、貿易方法を最適化する。(6)運営方法を改め、国家貿易モデル転換・高度化拠点の建設を推進する。(7)サービスモデルを改め、貿易促進プラットフォームの建設を推進する。(8)サービスルートを改め、国際マーケティング体系の建設を推進する。(9)業態モデルを改め、貿易の新たな原動力を育む。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月10日