中国人民銀行が11日に発表した10月の金融データによると、10月末時点のマネーサプライM2残高は前年同期比10.5%増の214兆9700億元で、伸び率が前月末を0.4ポイント下回り、前年同期を2.1ポイント上回った。
10月末のM1残高は前年同期比9.1%増の60兆9200億元で、伸び率は前月末を1ポイント、前年同期を5.8ポイント上回り、33カ月ぶりの高水準となった。王青氏はM1が記録的な数値をつけた理由について「経済回復が持続的に推進され、各種市場主体の業務活動が活発化した。同時に多くの信用貸付が企業に向けられたことを受け、企業の当座預金も増加している」と判断した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月12日