経済 > 中国のデジタル経済、規模が35兆8000億元に
中国のデジタル経済、規模が35兆8000億元に。
タグ：デジタル経済
「世界インターネット発展報告書2020」「中国インターネット発展報告書2020」青書が23日、2020「世界インターネット大会・インターネット発展フォーラム」で発表された。「中国インターネット発展報告書2020」によると、中国の昨年のデジタル経済の規模は35兆8000億元で、GDPの36.2％を占めた。中国のデジタル経済は規模と成長率で世界トップレベルとなっている。
「中国インターネット発展報告書2020」によると、今年5月末までに中国の光ファイバーネットワークが都市部・農村部を全面的にカバーしており、光ファイバー利用者が全体の93.1％を占め世界一となっている。中国の昨年の4G基地局数は544万基、モバイルネットワークを使ったデータ通信量は1220億GBで世界一。5G基地局の設置数は今年9月時点で48万基以上に達している。
「世界インターネット発展報告書2020」によると、今年に入り新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生し、世界経済・社会に大きな衝撃をもたらしたことで、インターネットの重要性が一層顕著になっている。デジタル経済は感染症の影響を和らげ、経済構造の再構築及びガバナンス能力向上の重要な力になっている。インターネットは操業再開、経済回復、社会運行において重要な力を発揮した。
中国サイバースペース研究院の夏学平院長によると、中国の昨年の電子商取引（EC）取引額は前年比6.7％増の34兆8100億元だった。ライブコマースなどの新業態が急激に発展し、農村ECが速やかに台頭している。同時に今年に入り、ネット通販、オンライン教育、オンライン娯楽、リモートワークなどのオンラインの需要が大幅に増加し、サービス業のデジタル化水準の向上ペースが上がっている。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2020年11月24日
 |
|
 |
一覧同コラムの最新記事
