『デジタル経済パイオニア:世界ユニコーン企業500強報告(2020)』と「2020世界ユニコーン企業500強ランキング」が2日、青島市で開かれた2020世界ユニコーン企業500強大会で発表された。報告によると、2020世界ユニコーン企業500強で中国はランクインした企業数と評価額で世界一となり、それぞれ217社と9376億9000万ドルに達し、2年連続でランキングトップに立った。
2020世界ユニコーン企業500強は地域分布に偏りが見られ、中国と米国が81.8%を占めた。米国は今年192社がランクインし、評価総額は8050億8000万ドルに達し、企業数は前年より1社減った。
2020年7月31日時点の世界ユニコーン企業500強の評価総額は2兆100億ドルで、前年同期比8%増加。この額は2019年の世界GDPランキング8位のイタリアを上回る。世界ユニコーン企業500強の評価総額は5年以内にイギリスとフランスのGDPを超える見通し。
「世界ユニコーン企業500強ランキング」では、米国のウェイモ(Waymo)と中国の字節跳動(ByteDance)がともに評価額1000億ドルで1位に並んだ。しかし、米最大のユニコーン企業であるウェイモの評価額は昨年の1750億ドルから1000億ドルに43%大幅に減少。中国の字節跳動は昨年の750億ドルから1000億ドルに33%増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年12月3日