経済協力開発機構(OECD)が12月1日に発表した最新の世界経済展望報告によると、中国は今年プラス成長を実現した唯一の主要経済圏となった。2021年末までに、世界経済は新型コロナ流行前の水準に回復し、中国の2021年世界経済成長への寄与度は3分の1を超える見通し。
報告は、新型コロナの影響で、今年の世界経済は4.2%縮小すると予想。この数字は今年6月と9月の2回より好予想となる。報告は、新型コロナワクチンが使用され、中国経済が急速な回復を続ければ、市場の自信回復と世界経済の回復につながると見ている。向こう2年の世界経済の平均成長率は4%前後になる予想。OECDは報告の中で、各国政府に政策ツールを積極的に採用し、感染症の影響が最も深刻なグループに必要な支援を提供するよう促した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年12月3日