国家外貨管理局が7日に発表した最新データによると、今年11月末時点の中国の外貨準備高は、10月末より505億ドル増(1.61%増)の3兆1785億ドルとなっている。中国の11月の外為市場は堅調で、市場の景況感が安定を維持した。越境資金流動は全体的にバランスがとれていた。
国家外貨管理局副局長、報道官の王春英氏は「国際金融市場において、新型コロナウイルス及びワクチンの研究開発の進捗、主要国の金融・財政政策の見通しなどの影響を受け、米ドル指数が下がり、米ドル以外の通貨のレートが全体的に上昇している。主要国の株式及び債券などの資産価格が上昇している。為替レート換算及び資産価格の変化などの総合的な作用により、同月の外貨準備高が増加した」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月8日