税関総署の統計によると、今年1-11月の中国の対外貿易における輸出入総額は29兆400億元で、前年同期比1.8%増となった。うち、輸出額は16兆1300億元で同3.7%増、輸入額は12兆9100億元で同0.5%減、貿易黒字は3兆2200億元で同24.6%増。ドルベースでは、1-11月の中国の輸出入総額は同0.6%増の4兆1700億ドル、うち輸出は同2.5%増の2兆3100億ドル、輸入は同1.6%減の1兆8600億ドル、貿易黒字は同23%増の4599億2000万ドルだった。
11月の中国の輸出入総額は3兆900億元で同7.8%増。うち輸出は同14.9%増の1兆8000億元、輸入は同0.8%減の1兆2900億元、貿易黒字は同92.6%増の5071億元。ドルベースでは、11月の中国の対外貿易輸出入総額は4667億2000万ドルで同13.6%増。うち、輸出は同21.1%増2680億7000万ドル、輸入は同4.5%増の1926億5000万ドル、貿易黒字は同102.9%増の754億2000万ドルだった。
一般貿易輸出入額が増加し、全体に占める割合も上昇した。
1-11月、中国の一般貿易輸出入額は同3.2%増の17兆3900億元で、貿易総額の59.9%を占め、貿易総額に占める割合は前年同期を0.8%ポイント上回った。うち輸出は同6.1%増の9兆5500億元、輸入は同0.2%減の7兆8400億元。1-11月の加工貿易輸出入額は6兆8900億元で同4.8%減。うち輸出は同5.1%減の4兆3800億元、輸入は同4.3%減の2兆5100億元だった。
ASEAN、EU、米国、日本、韓国の貿易相手国TOP5との貿易額はいずれも増加した。
1-11月、ASEANは中国最大の貿易相手国となり、ASEANとの貿易額は同6.7%増の4兆2420億元で、対外貿易総額の14.6%を占めた。うち、対ASEANの輸出額は2兆3700億元で同7%増、ASEANからの輸入額は1兆8700億元で同6.3%増、ASEANとの間の貿易黒字は5003億8000万元で同9.7%増となった。