中国内陸部住民、財務健全度で首位に

中国内陸部住民、財務健全度で首位に。

タグ:財務健全度

発信時間:2020-12-18 14:20:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 米フィデリティ・インターナショナルは17日、最新の調査の内容を発表した。中国大陸部住民の総合財務健全度は71点(満点は100点)で「良い」の格付けとなり、調査対象となった6つの市場のうち首位だった。フィデリティ・インターナショナルは中国大陸部、カナダ、英国、ドイツ、日本、中国香港で1万7000人の投資家を訪問し、財務予算、債務、儲蓄、財務保障の4つから投資家の財務健全度を評価した。


 中国大陸部住民の各項目の得点はバランスが取れており、うち財務予算、財務保障、儲蓄がいずれもその他の市場を上回った。債務の健全度だけがやや及ばなかった。


 フィデリティ・インターナショナル中国区責任者の何慧芬氏は、「財務の健全度と言うと、人々は通常、預金もしくは投資ばかりに目を向ける。我々は財務の健全度は多面的、全体的、有機的な概念と考えている。この財務健全度及び世界の報告を通じ、我々は一般人がこの理念をより良く理解することを願う。日常的な支出の予算管理から始まり、債務及び長期儲蓄・投資の合理的な計画、それから全面的な財務保障によるリスク対応により、各種状況に落ち着いて対応し、財務の健全性を積極的に確保することを願う」と述べた。


 中国大陸部住民が特に優れていたのは、財務保障だ。また大陸部住民は特に緊急時の資金の儲蓄、早目の計画、財務保険・保障を重視している。低所得層でも過半数(57%)の回答者が、緊急時に備える半年分の資金を確保しているとした。中所得層のこの割合は67%、高所得層は77%。


 調査によると、中国大陸部の債務面の得点はその他の地域よりもやや低くなっている。主な債務は住宅ローン(41%)と消費者金融(消費が40%、クレジットカードが36%)。中国の若者の負債率はその他の年齢層よりも高めで、若者の88%が負債を抱えている。調査は、財務の健全性を理解することは財務の健全性の管理の一歩目であり、客観的及び主観的な財務の印象を慎重に調べる必要があるとした。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年12月18日


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