国家能源局の章建華局長は22日、中国の天然ガスの生産量が4年連続で100億立方メートル以上増加しており、今年は1860億立方メートルにのぼる見通しと述べた。
章氏は同日開かれた全国エネルギー活動会の席上、「中国の原油生産量は2年連続で安定的に増加しており、今年は1億9400万トンにのぼる見通しだ。長慶、渤海海域、タリム油田の生産量がいずれも歴史的な飛躍を実現。非在来型油ガス資源の大規模開発が新たな成長源になった」と述べた。
章氏はまた、中国のエネルギー消費は現在、次の「4つの増加」という良好な流れを示していると述べた。クリーンエネルギーのエネルギー消費増加量に占める割合が65%以上に上昇した。非化石エネルギーがエネルギー消費全体に占める割合が15.8%に上昇した。天然ガス消費の年平均増加率が10%を上回った。末端エネルギー消費に占める電力の割合が約27%に上昇した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月23日