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発信時間：2021-01-09 13:53:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　グアルダ氏は、新型コロナは世界経済にいまだかつてない試練をもたらし、国際貿易に大きな影響を及ぼすほか、世界的な食糧価格の上昇に引き起こし、最貧国を危機に陥れる恐れがあると指摘。世界最多の人口を擁する中国が食料生産量を確保すれば、世界の食料価格の安定化に大きく貢献するだろうと語った。

 

　エク・ター氏は、中国が自らの食料全保障能力を持っているのは偶然ではないとし、大規模な食料供給には、技術支援や財政支援だけでなく、制度保証のほかに勤勉さや適切な指導など、さまざまな資源の調整も必要だとの見方を示した。食料安全保障は世界の平和と発展にとって重要であり、中国が食料完全自給をほぼ達成したことは、世界の食料安全保障に大きく貢献すると評価。「われわれは密接につながった世界に生きている。中国が自国の食料安全保障に成功したことに、他の国々は学ぶだろう」と語った。

 

　国連世界食糧計画（WFP）東ティモール事務所駐在代表の劉大耕氏は、中国の農業・農村振興の経験は国連でも広く認められており、中国がそれに向けて新モデル、新業態、新ルート、新理念を模索していることは、世界的にもより広く認められ、称賛されるようになるだろうと評価。今回の中央農村工作会議は国際社会から大きな注目を集めており、中国の貧困扶助や電子商取引などの農村振興の取り組みは、中国が対外協力援助を進める上で重要な構成要素になると語った。

  「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年1月9日

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