地下鉄の営業距離が拡大中、都市化の秘密に迫る数値に

地下鉄の営業距離が拡大中、都市化の秘密に迫る数値に。

タグ:地下鉄 営業距離

発信時間:2021-01-16 09:35:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 交通運輸部が先ほど発表した2020年都市レール交通運営データ速報によると、昨年12月31日まで全国(香港・澳門・台湾を除く。以下同様)の44都市で233本の都市レール交通線路が開通し、営業開始した。営業距離は7545.5キロで、4660駅を設けた。実際の運行本数は2528万本、乗客輸送量は延べ175億9000万人、駅内進入は延べ109億1000万人。


 重要な市政インフラである地下鉄の急発展は、人を中心とする新型都市化の推進掘り下げによるものだ。データによると、中国の常住人口都市化率は15年の56.1%から19年の60.6%に上昇した。人口増、都市の規模拡大、特に長距離移動の需要拡大により、地下鉄の需要が生まれた。


 地下鉄の発展は逆に都市化建設を促し、都市に新たな活力を注ぎ込む。同時に交通渋滞を解消し、人々の移動を改善する。例えば雲南省呈貢区の入居率は3割未満だったが、昆明地下鉄1号線が同区と昆明の市街地を一つに結ぶと人気が上がり、開発業者と店が集まるようになった。今や同区は不夜城になった。地下鉄は人を中心とする新型都市化を推進し、人々の幸福感を高める重要な担い手だ。


 「2020全国主要都市通勤観測報告書」によると、北京市の通勤半径は40キロ、上海は39キロで、広州も31キロにのぼる。地下鉄の急発展、通年の99%以上の時間遵守率により、人々は市街地の通勤先からやや離れた、価格が割安な地域に居を定めることができ、ほとんど遅刻を心配する必要がない。同時に人々の就業の半径が拡大した。もちろん通勤族も勤務先と住む場所が離れていることを喜んではいない。これは今後の都市計画・発展が解消に取り組むべき問題の一つでもある。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月16日

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