中国は先ほど寒冷地仕様の高速列車、CR400AF-G型復興号を発表した。その設計上の時速は350キロで、マイナス40度の環境でも運行できる。同列車は6日に北京でお披露目された。将来的に京哈高速鉄道で運行する。京哈高速鉄道は北京、瀋陽、ハルビンなどを結ぶ。後者は年に1度の雪まつりで有名だ。米CNNが12日に伝えた。
中国鉄路北京局集団有限公司は列車の複数の最適化部品の試験を行った。これらの部品により、列車は低温に耐えられる。これには極寒に耐えられるクロムモリブデン合金ボルト・ナット、氷と雪を車内に入れないシリコンゴム製のウェザーストリップ、低温でオン・オフを制御する自動化凍結防止機能を持つブレーキ、補助加熱装置を持つシームレス給水・排水管が含まれる。
中国は今日、世界最大の高速鉄道網を持っている。その総延長は3万7000キロ以上。昨年の今頃、中国は全長174キロの、2022年冬季五輪開催都市の北京と張家口を結ぶ高速鉄道を開通させた。その移動時間は3時間から47分に短縮された。国鉄集団によると、復興号は17年に初めてお披露目されたが、その運行本数は現在すでに1036本にのぼっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月16日