銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の今年初の記者会見が国務院新聞弁公室で行われた。銀保監会の梁涛副主席、肖遠企チーフリスクオフィサー兼報道官が出席し、銀行業・保険業の昨年の改革発展状況を紹介した。全体的に見ると、銀行・保険業主要指標は昨年、好転した。昨年末現在の銀行業金融機関資産総額は前年比10.1%増の319兆7000億元となっている。
肖氏によると、銀保監会はリスク処置について、清算、審査照合、譲渡などの各種手段により3兆200億元の不良資産を処理した。かつてない大規模な取り組みで、金額も過去最大となった。肖氏は「同時に銀保監会はハイリスク機関のより厳格な調査を行った。一部の銀行、及び一部の信託機関、保険機関のリスクが効果的に解消された。一部はすでにスリム化を終えた」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月25日