西蔵7大産業、5年間の付加価値額が1900億元超に

西蔵7大産業、5年間の付加価値額が1900億元超に。

タグ:西蔵 7大産業

発信時間:2021-01-26 15:16:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 西蔵(チベット)自治区発展改革委員会の発表によると、第13次五カ年計画期間中(2016−20年)、西蔵の産業建設が高成長の軌道に乗った。全区の高原生物、観光文化、グリーン産業、クリーンエネルギー、現代サービス、ハイテク・デジタル、国境貿易・物流の7大産業の付加価値額が1900億元を上回り、発展の効果が徐々に顕在化した。


 西蔵寧算科技集団有限公司の蒋寧会長は「西蔵は一年を通じ気温が低く、空気が乾燥し、二酸化硫黄の濃度が低い。これは現地で投資する上での天然の優位性だ。将来的に当社のラサ市ハイテク区にあるデータセンターを活用し、西部地区最大の低コストスパコンセンターを作る。シミュレーション、高画質動画処理などの5G時代の工業生産に貢献する」と述べた。


 同社の急成長には、西蔵のデジタル経済発展促進への取り組みが不可欠だった。第13次五カ年計画期間中、西蔵は資金、電気料金、インフラなどの面で、企業に全面的なサポートを行った。一連のハイテク産業を西蔵に誘致し、自治区情報化指数を2015年の63.3から20年の75.8に上げた。西蔵のソフトウェア・情報技術サービス企業は現在300社以上で、デジタル経済規模は330億元を突破している。全区の経済高品質発展の重要なエンジンになっている。


 7大産業の観光業も好調だ。西蔵の第13次五カ年計画期間中の観光客数は延べ1億6000万人弱、観光総収入は2100億元以上だった。西蔵観光市場オンライン消費額は毎年20%以上のペースで持続的に増加した。5年間の観光業の税収は120億1500万元で、全区の宿泊・外食業の8億200万元の税収をけん引した。


 7大産業の急成長の裏で、西蔵発展の担い手が絶えず強化された。現在、全区の農畜製品生産拠点及び農牧業特色産業模範区の建設の成果が徐々に顕在化している。ラサ経済開発区、達孜産業団地、昌都経済開発区、蔵青工業団地などが全区工業発展の主要勢力になっている。西蔵はさらに234カ所の文化産業模範拠点(団地)を作り、その年間生産高は60億元以上にのぼっている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月26日

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