2020年の海南省の免税品売上高は327億元で、前年同期比127%増加した。この好調な売上高に海南離島免税新政策の効果は欠かせない。
参入する免税品販売資格を持つ会社が増えるにつれ、中国免税品集団の独り勝ちは打ち破かれた。適度な競争、差別化経営、「購入」関連のサービスの整備の加速および関連産業チェーンの構築は、今後の海南離島免税の方向になるとみられる。
先日開催された海南「十三五」建設成果の第1回記者会見で、海南省は離島免税の成果を紹介した。2020年7月1日の海南離島免税新政策の実施から2020年末までの1日平均売上高は1.2億元を超え、前年同期比で2倍以上になった。海南省を訪れた観光客が前年同期比で約20%減少した情況下で、2020年通年の免税店の総売上高は327億元で前年比127%増加し、海南省の社会消費財売上高の16%を占めた。
新型コロナ流行の影響を受け、世界で消費が低迷したが、海南離島免税新政策は免税品販売資格を持つ会社を引き付けた。2020年末、三亜市に3店舗の免税店がオープンし、海南島には現在7店舗の免税店がある。5社の企業が海南離島免税販売の営業許可を取得し、中国免税品集団の独り勝ちは打ち破かれた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年1月30日