中国農業科学院の梅旭栄副院長はこのほど、「中国農業科学院は長年の難関突破により、全国乾燥地農業タイプ及びエリア分け、乾燥地農業重要技術・製品の研究などで新たな進展を実現した」と述べた。
梅氏は中国農業科学院乾燥地農業革新発展報告会で、「中国の乾燥地農業は主に淮河、秦嶺、及び崑崙山以北の広大な北方地区に分布している。これらの地区は主要食糧機能区、重要農産物保護区だ」と説明した。
頻繁に干ばつが発生する変化が激しい環境、水と土壌の過度な量、生産の安定性の低下といった北方の乾燥地の問題に焦点を絞り、中国農業科学院は長年に渡り技術の難関突破を展開した。作物の水分需給変化法則に基づき、初めて耐乾・親水性栽培の技術適合性及び作物の優先順位を確定した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月29日