西蔵(チベット)自治区農業農村庁の発表によると、全区の昨年の食糧生産量は103万トンに達し、6年連続で100万トン以上を維持した。うち第13次五カ年計画期間中(2016−15年)の累計生産量は521万9900トン。
食糧生産量を拡大するため、チベットは1960年代よりハダカムギのハイブリッド育種を開始した。21世紀に入ると、チベットは耕作地改造、良種普及、技術サポートなどをめぐり、食糧自給能力を高め続けている。
チベット自治区農業農村庁の林木副庁長は「長年の発展により、チベットの主要食糧の供給はほぼ自給自足を実現した。今後はハダカムギなどの特色農産物の高付加価値化とブランド樹立を強化する。高原の食糧で需要を満たし、人々の増収を促す」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月29日