中国青年報社社会調査センターはこのほど問巻網(wenjuan.com)と共同で、2025人の回答者を対象にアンケート調査を行った。それによると、「今年は現在地で年を越す」が85.4%、「現在地の年越しは感染対策への貢献」が96.8%にのぼった。「現在地で年を越す人にサポートが必要」は94.7%。
回答者のうち2000年代生まれは17.1%、90年代は41.2%、80年代は33.2%、70年代は6.8%、60年代は1.5%。「実家を離れて働いている」は76.5%。
今年27歳の劉静さん(仮名)は北京の民間企業で働いている。彼女は最近、実家のハルビンで年を越さないことを決めた。「最初はまだ決めておらず、家族にどう話すか迷っていたが、電話をかけると意外にも母の方から北京で年を越すよう言われた。また腸詰めを郵送すると言われた」
劉さんは以前、海外留学中に春節であっても帰省できなかった。しかし彼女は今年、実家に帰らないことには異なる意義があると感じている。「現在の感染対策情勢は比較的深刻で、現在地での年越しで微力ながら協力したい」
人力資源・社会保障部雇用促進司の張瑩司長は26日、人力資源・社会保障部などの7部門は、勤務先での年越しを奨励する特別キャンペーンを展開したと述べた。また多くの地方が、補助金の支給、家賃補助、現在地で年越しする労働者への商品券支給、観光地の入場料の割引、文化・観光イベントの開催といった的を絞った措置を講じている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月28日