中国航天科技集団有限公司は24日に北京市で「中国宇宙科学技術活動青書(2020年)」を発表し、昨年の世界の宇宙事業を振り返り、今年の中国航天科技集団宇宙事業計画を発表した。
有人宇宙ステーションプロジェクト、「天問1号」による火星探査、複数の民間用宇宙インフラ業務衛星の打ち上げなどが期待されている。今年の中国宇宙事業における年間打ち上げ回数が初めて40回を突破する見込みだ。
青書によると、世界の主要宇宙国は昨年、宇宙戦略の地位を高度に重視し、関連戦略の取り組みを推進した。青書の統計によると、昨年の世界の打ち上げ回数は114回で、1991年の回数に並んだ。打ち上げられた宇宙船は1277で過去最大。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月25日